




高橋開発さまは、商品コンセプトのユニークさで話題を呼んでいる住宅会社です。常に独自の路線でブランディングを行ってこられました。
今回新たに生まれたモデルハウスは、「アクティブケア®」(※)という医学的な概念に基づいて建てられたもの。住む人が健康的に、リラックスして暮らせるインテリアデザインが特長です。医学的な研究を活かした住まいづくりは全国的にも珍しいケースで、このモデルハウスには同業他社からも見学者が訪れるほどです。
このようにほぼ先例のない状態でつくられた商品は、戦略的に認知度を高めていく必要があります。そこでコンセプトメイキングの段階から、ネーミング、タグライン、ビジュアルデザイン、WEB広告まで、一貫して杉田プリディアにお任せいただくことになりました。
(※)アクティブケア®とは、獨協医科大学神経内科・辰元 宗人准教授と、(株)菜インテリアスタイリング代表の尾田 恵氏が共同で開発したインテリア概念です。
モデルハウスのネーミングは、あえて『眠れる家の妻』と女性を主役に据え、メッセージを届けたいターゲットを明確化しました。商品名に次いで印象を左右するタグラインは「ココロとカラダに、ここちよい。」に決定。その軸に沿って、すやすやと眠る女性の写真をメインカットに使用し、ふんわりしたタッチの絵柄デザインで折り込みチラシを制作することになりました。
チラシのオモテ面は『眠れる森の美女』のパロディで、おとぎ話風のデザイン。一見しただけでは住宅会社の広告には見えないビジュアルです。見る人がついついストーリーを読み進めたくなるように惹きつけ、商品説明と意識しないままにモデルハウスの機能を理解できる流れをつくりました。
折り込みチラシに続いてWEBサイトも、リラックス感あふれるビジュアルで統一し、住まいの快適さを表現しました。高機能の装備がたくさん取入れられているモデルハウスですが、説明が先に立つと広告の訴求力が落ちてしまうので、バランスは慎重に考えられています。
心地よさ重視のモデルハウスの特長を、「つい寝過ごしてしまうほどリラックスできる」という切り口で表現し、優しいユーモアあふれる折り込みチラシが完成! 商品コンセプトを決める段階から、最終的なビジュアルの見せ方まで、トータルでお任せいただいたことで他社との差別化に大胆に切り込む広告となりました。
モデルハウスの告知だけに留まらず、会社そのものの個性を周辺地域へアピールする“企業ブランディング”の役割も果たし、モデルハウスはすぐに買い手がついてご購入いただけたとのことです。
■高橋開発様モデルハウス「眠れる家の妻」のWEBサイト
http://www.takahashi-k.ne.jp/hirakatamakino/modelhouse/type03/
泉北ホーム株式会社様