




年間を通して定期的に新聞折込チラシを出されていましたが、チラシを見て来社されるお客様はほとんどゼロ。直接的な効果を実感することができていませんでした。かといって、もともと高めの年齢層をターゲットとしていたためチラシをやめてしまうわけにもいかないという状況。イベント誘致やキャンペーン告知など特に目的のあるチラシではなく、ときどき目にして覚えておいてもらうことを主な目的としているとのことでした。
ヒアリングをさせていただいたとき、チラシは「時々撒いて覚えてもらう、看板のようなもの」とおっしゃっていたことがヒントに。「看板」のように使うのであれば、いっそのこと「イメージアップ」に徹するチラシにすべきではとのご提案をしました。とにかくお客様に「ミヤウチ建設らしさ」を伝え、好印象を持っていただくことを目的として、オモテ面は企業広告ポスターのような構成に。地元で有名な神社様にもご協力いただいて、地元密着という最大の強みを表現しました。またイメージ広告のキャンペーン感を醸成するため、チラシのオモテ面の構成を元にしたポスターを、チラシ折り込み地域の郵便局に掲出しました。
ポスターの仕上がりを気に入っていただき、郵便局掲出分以外にも、本社ショールーム内や建設現場にも貼っていただけるようになりました。ブランディング的なアプローチであるためすぐに直接的な効果は見えてこないものの、少しずつ企業イメージをブラッシュアップしていくことへの期待感を持っていただけています。