




日本では2台しかない検査装置を所有し、高精度な「長さ」「硬さ」の校正ができる機関、(A)社。財団法人から「一般財団法人」へ変更するので、会社案内を刷新する。主に工業系の取引先に渡すためのBtoBの会社案内。これまでは業界内だけに使用していたものだが、一般財団法人になるため新規の営業活動にも使用できるものが作りたい。コンセプトメイクからすべてお任せしたいとのこと。
BtoBの世界なので、細かな説明よりも、一番のウリは機械や検査結果のスペック。それが何よりのアピールポイント。ただし、品質は機械だけではなく、それを扱う熟練の作業員によるところも大きい。その2つをアピールした業務案内をご提案。
業界のひとであれば、すぐに反応してもらえる、ハイスペックな数字をキャッチコピーのかわりに大きく配置。また各マシンを作業員とペアで出すことで「マシン×人」のすぐれた機関であることを表現。全体的なトーンはあえて青くテクニカル系のイメージを強く出した。特にこだわった紙質(ヴァンヌーボー)は協会の長い歴史とそれが育んだ信頼を感じられるしっかりとした企業を演出した。
レセプションパーティーで業界関係者に配られ、業界内でも好評価の業務案内になった。このことがきっかけで名刺や社内伝票、展示会のツールなどのお手伝いもさせていただくことになった。